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ライトリグの話[前編] [雑記]

先日、10minの徳長君と将監川へ行ってきたのですが、
あまりにも私の実験的釣行だったため、
書くようなことでもなく…。

image3.JPG

ちなみに水温6℃〜8℃でした。





さて、何を書こうかと迷ったあげく、以前予告していた
ライトリグについて思うことを書いてみました。
私の環境内での私の見解なので、
いつものように半笑いで読んでいただければと思います(笑)







あらゆることの情報が世の中に溢れています。
釣りに関しても本当に情報が多いです。
これらを取捨選択しながら自分のライブラリーに収蔵していくというのも
ひとつの手ではありますが、一番シンプルで簡単なのは、
「情報は自らが得て自らで整理する」
ということだと思ってます。
「自分の経験を軸にする」ということです。


フィールドで自らが経験したことは事実以外の何者でもなく、
結局最後はそれが糧になって行きます。
ネットやメディアで入ってきた情報をキッカケに何かに気付くことはあっても、
体験・体感しないとあまり意味がないのはご存知の通り。


ただ、大会・試合に出ると同じ時間同じフィールドに出ているわけですから
未体験なことでも情報としてはとても有益です。
同じようなことで誰かと同船するというのも良いし、
オカッパリでも誰かと釣りに行くというのも
有益な情報を得易い環境になると言えます。


真実は現場にアリ。



というわけで、近年は毎年何かテーマを設けて
ワンシーズン特定のカテゴリーのルアーを
意識して使ってみるということをやってます。
こうすることでその釣りの理解は深まりますし、
出しどころを見出しやすくなるのでは?という考えです。

ワンシーズンくらいで、しかもサンデーアングラーが
どれだけのことを体験できるかは知れてるので、
その結果に固執し過ぎるのも良くないのですが、
それでも何となく傾向が掴めると思ってます。




で、今シーズンはタイトルにあるライトリグがテーマでした。
ボリューミーでないワーム、軽量なリグを使ったフィネスな釣り。
たまに「セコ釣り」などと揶揄されますが、本当にそうなのか…。
今一度、向き合ってみようと思い、意識して使ってみたり、
それなりの投資もしてみました。



使ったリグを具体的に書くと

 DS(ダウンショット)
 DSワッキー掛け
 ノーシンカー
 ネコリグ

ですが、ワッキー掛けDSとネコリグは早々に使わなくなりました。
理由はトラブルが多い=ストレスが溜まるから(^^;)
時間は限られるので自分の好みやフィールドにあったリグを
まずは優先して使うことにしました。


さらにDSは当初はマス針も併用してましたが、
ガードが付いてても根掛かりが多発するし、ガードはすぐに壊れるし
釣れるとワームが吹き飛ぶことが多くて、
こちらもの早々にオフセットフックオンリーにしました。
DSのリーダー長も色々試してみて、マッディーシャローにおいては
基本はショート、フワフワ強調ならばロングの使い分けが気に入ってます。
ちなみにショートの方が圧倒的にトラブルが少ないです。

Fリグも使ってましたが、
ライトリグカテゴリーじゃない認識で除外。


使用ワームは
フレキシーカーリーとピックルワーム(ゲーリー素材)、
スワンプクローラーJr.の3つで使用率99%という感じでした。

08.JPG


前者2種に関してはティムコ製品で友人の村中氏開発なので、
当初ご贔屓にしてあげて、お試しで「釣れんの?」と使ったら
すぐに結果が出てその後も活躍してくれたという経緯で使ってます。

私という人間は「縁」と「実力」を重視するアングラーであると
理解していただきたいです(笑)
釣れなかったら「なんか合わない」とか「イマイチ」とか
言って3軍箱に入れてしまうドライな人間でもあります(^^)
ワームは釣れてなんぼの要素が強いから余計にそんな感じになります。
そして実力が短時間で図れてしまうのがワーム。


主な使用タックルは
 フェンのGW60SLJ(6ftライトスピニング)+2500番+フロロ3lb
 フェンのGW66CLJ(6.6ftベイトフィネス)+09アルデBF仕様改+フロロ6lb
です。



IMG_4395.JPG
image1.JPG



フィールドはマッディーシャローで
主に新利根川や将監川です。


私のシーズンインは2月下旬から。

早春は私的定番のクランキングで楽しめるので、
正直ライトリグな気分になれずほとんどやってません…。
まだ寒くて元々スローなライトリグの釣りが
さらにスローになるのが我慢できないというのもあります。
晩秋から冬の低水温期もしかり。

2月後半から動き出すバスが産卵モードになるまでは
基本ハードルアーで釣れると思っているので、
多分これからもそんな釣りをしていると思います。


そして、3月下旬くらいからのスポーン期。
スポーニングシーズンと言っても
実際は色々な状態のバスが混在しているのが現実です。
割とハッキリしているのが、一番先に産卵行動に入るデカいのは、
3月後半に一発目を済ませているということ。
4月頭にはデカい半プリみたいなのが釣れます。
この時期にクランクで釣れているヒレに傷のある
デカめのバス(多分メス)はそんな個体が多いです。



ベッドの釣りは私的には好んでやることはなく、
ちょっと除外するのですが、
マッディーでしかもボトムを釣っていると
望まなくてもベッドの魚を釣っていることもあるかと思います。
ベッドのオスはルアーを咥えて排除するので、
いつもとは違ったバイトになるので
何となく分かることもあるのですが…。



オス・メス・各種サイズのバスが
それぞれがそれぞれのタイミングで産卵行動を終えて、
休息する時期が訪れます。
体力が低下して、ルアーを追わなくなる時期です。
関東の濁り水水域だと4月後半~5月になります。

よく言われている通り、横に動くルアーを追わなくなって、
巻き物ハードルアーに最も向いていない時期になります。
本当に顕著ですね、これは。
全く釣れなくはないけど明らかに横の釣りが合ってないと感じます。

クランクで無理矢理釣る場合は
カバー際などでトゥイッチするなどのネチネチした使い方や
以前紹介したデッドスロー巻きなどを使うことになります。
スローなトップウォーターの釣りでデカいのが釣れる時期でもあるので、
ねじ込んでネチネチする釣りで楽しむのもアリかと思います。


ただ、それでもストレスの溜まる釣りになるので、
ここでライトリグの登場です。
もともとこのタイミングでのライトリグの威力を再確認すべく
テーマに選んだと行っても過言ではありません。

結果から言ってしまえば、
「傷付いたお疲れバスを釣るのはちょっと…」という
天使のようなアングラーでない場合は
一年で一番ライトリグを使うべきです。


理由はライトリグなら口を使ってくれるから…
というのもありますが、
ライトリグで狙ってデカい(長い)のが釣れるからです。


IMG_4384.jpg



ライトリグ=セコい&小バスいじめ

みたいなイメージがないのがこの時期のライトリグ。
休息しているバスの居場所はシャローです。
新利根川や将監川のようなフィールドなら、
シャロー内のちょっとだけ沖目の何かに付いて、
非常に分かり易いし、いつも釣りをしているようなところです。

そこにライトリグを入れるだけ。
そして着底後、食ってなければ、
その後もなるべく移動距離を抑えるのがミソ。
でも基本的にフォール中に食ってることが多いです。
フワフワ感が重要な時期なので、ノーシンカーとか、
最軽量なシンカーでゆっくり落とすのが良いと思います。

バスは浮き気味なのでフォールで食うのだと思います。
着底してすぐに動かすと食わないのは、
動くのならボトムまでわざわざ行きたくないということなのかなと。

釣りとしてはつまらない釣りですが、
そうする理由があってやってるというとことで
自分を納得させるのです(笑)


「私は旬な釣りを満喫している」
というのはそんなにカッコ悪いものではないはず。
この時期、そんな釣りでデカめのバスがイージーに釣れるので
巻きの釣りと相当釣果に差がつくのではないでしょうか。
問題はスローなリズムを作れるかどうかだけだと思います。


長くなったので一回切ります。
次回[後編]です。




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