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Leafer GS 色々と試作 [ハンドメイド雑記]

最近はTwitterで先にアップすることが多いのですが、
Leafer GSがらみのネタでも。

Twitterアカウント
MB Baits ISA
@MB_tisa



IMG_9240.jpg



GSは使いやすさから、レンジ違いを作ったりして、
色々とテストしていたのですが、
そんなテストの延長で作ってみたのが写真のGSです。

微妙な設計変更やDRの試作、
各種ハードウッドの可能性などなど、
ぱっと見ではわかりにくい実験要素を含んだものです。



右からGSオリジナル。
SRモデルは若干の仕様変更をして2019年も作ります。
対カバー性能を少し上げてます。

二つ目はMRで度々動画でも出てきますが、
これはマッディーシャローで使いやすく調整したMRです。
簡単に言えばちょい沖用。カバー絡みでの使用も想定。

三つ目もMRですが、ストラクチャー(地形)フィッシング用で、
上のものよりも潜り、さらにシリーズ中唯一のハードウッドボディなので
キャスタビリティーがアップし、当然ボディ強度も高いです。
求めるレンジに到達させやすく、ほぼサスペンドな比重なので、
テクニカルな使い方ができる異色なモデルとなってます。
低水温期にも良さそうなタイプです。2m+αまで潜ります。
かなり硬い素材なので作るのが大変なのがネック…。
(厨二病な方が好きそうなモデル)

左が見た通りのDRで、
ロングキャストしてニーリングしたら4mくらいまで潜ります。
この設計になるとさすがにアクションはディープダイバーっぽいものになり、
細かいハイピッチなアクションで潜行していきます。
私的には一番使用頻度が低いタイプですが、持っていたいモデル。
Leaferには設定しないDRですが、GSは元々キャスタビリティーが高いので、
こういうモデルもつい作ってしまいます…。


カラーは色あせたチャートをベースにしたSH4パターンで、
全体をブルー基調でまとめてます。
汎用性の高いカラーなので、販売用でも採用する予定のカラーです。
(カラー名:ブルーパールシャッド(仮))



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坂巻農園カップ最終戦[新利根川戦] [動画]

もうだいぶ前の話題のような気がしてます…。

坂巻農園カップ、もう動画はいいかな?
と思いつつもアクセサリーなしの一眼だけ持ち込んで、
とりあえず撮っておくか程度の気持ちで撮った動画と
写真を使って編集してみました。

一応、上位パターンも収録してますので、
手持ちブレブレですけど興味のある方はぜひ!





私の釣りはどうだったかというと、
この日は全くのノープランだったのですが、
スノヤワラの2〜3mラインだけをクランキングしたらどうなるか…
という実験をしてみました。

結果、見事にノーバイトという結果で、
淡い夢はあっけなく打ち砕かれました(笑)

そうそう、この日めっちゃ疲れが溜まってて、
意識朦朧としながらいつの間にか
釣り仲間の冨永さんの携帯を持ち帰るというミラクルをやらかし、
多大な迷惑を掛けてしまいました(~~;)
改めてごめんなさい…。

疲れがピークを迎えると予測不能なデータカットを
脳みそはするんだなと思った次第です。
師走の候、みなさまもご自愛くださいませ。





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ポーのRC-1 [ルアー雑記]

ちょっと前にTwitterでアップした写真です。


IMG_9170.jpg


上がオリジナルのRC-1(ラトル入り)で
下が外皮を剥がして形を整えて、バラストウエイトを入れて、
(RC-1はバラストウエイトレス)
ヒートン仕様をツイストワイヤーのフックハンガーに変更したものです。

ポーやスタンフォードなどのシダーウッド製のクランクベイトは
生産性を上げるためにプラサフ(と思う)による分厚いコートで
一気に下地を仕上げる製法で作られています。
これがダメというわけではなく、
もともとバルサより比重のあるシダーウッドを使っている理由を考えると
ある意味一挙両得的な製法でもあります。

もともとシダーウッドを使う理由としては、
キャスタビリティーをアップさせて、
さらに慣性をしっかり働かせて力強いアクションをさせるという
設計段階でのコンセプトがあるからです。
そして強度もバルサよりアップします。


IMG_9172.jpg


そうなる理由はもちろん比重が高い素材だからで、
バルサに分厚いコートをかけるともっさりしてしまうところを
シダーウッドならば元々のコンセプトに合致するので、
ウィークポイントにならないというわけです。



前置きが長くなってしまいましたが、
写真下のRC-1はその外皮を全て剥がして、
バルサクランクと同じ製法で薄めのコートで仕上げています。

バラストウエイトが入って、コートが軽くなり、
さらにリップをサーキットボードにしたらどうなるか…。
ある程度は予想できるのですが、
こうした実験はとてもワクワクするもので、
ついやってしまうのです。

予想通り、キビキビ感と安定感が増し、
引き抵抗がしっかりと感じられるクランクベイトになりました。
ただ、カバー回避時の挙動は「うーむ」という感じです。
オリジナルのリップにしたところで
これは好転しないだろうと思われます。

逆にオリジナルはどうかというと、
外皮が重いのとバラストウエイトが入っていない関係で、
かなりピーキーで、箱出しで使えるクランクベイトかというと、
かなり調整が必要になります。
かなりの数を使って、スイムテストしてみた結果、
入手したもののはずれ率が高かったせいかもしれませんが、
まともに動くのは10個に1個程度でした。

そもそもリップが真っ直ぐ付いてないものが多いというのもありますが、
元々安定感のない設計なので、少しのズレが致命的なものになります。


そして、RC-1のボディーデザインですが、
細い真っ直ぐなテールを持ったフラットサイドなデザインです。
カバータッチ時に安定感が保てるデザインではなく、
どちらかというと、小さめのサイズ感と相まって、
とにかくカバーでなんとかして強すぎないクランクを通したい
という思いを感じます。
対カバーへの武器は大きいコフィンリップのみという潔さ。

それにしてもバラストウエイトが入っていないというのは、
設計上致命的で、安定感がありません。
でも入れてみるとわかりますが、
ボディー容積が少ない上に比重そこそこのシダーウッドであり、
このスモールサイズです。
バラストウエイトを入れたら恐らくシンキングになります。
さらに言うとラトル入りのものはさらに比重が高くなるという…。


ということで、大量生産できる製法で、
そうしたスモールサイズのカバークランクを作ろうとなった時に
この設計のRC-1というクランクベイトが誕生した、
というのがいじくりまわしていると何となく理解できてきます。

バルサを使わなかったのは単純にポーだからなのか、
バルサ+バラストウエイトだとコストが合わなかったのか、
当時のタックルではバルサ製だとキャストしにくかったのか…。

それにしてもひとつのクランクベイトをこうしてじっくりと考察するのは
とても有意義で楽しいものです。



ところでなぜ私がポーのRC-1に執着しているのかというと、
理由は非常に単純で「形が好きだから」です。
見た目への愛ですw
愛嬌とか重要じゃないですか?
クランクベイト愛に溢れる方ならわかるはず ^ ^



このRC-1、バルサ製のレプリカやオリジナルボディを使ったリメイク版を
何かのイベントで少数販売しようかと思ってます。
チャリティー枠です。





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