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S60→S58 [ハンドメイド雑記]

土日と暖かい日になりましたが、
それなりに釣果を上げた人とそうでなかった人が
居たように思います。
ディープに落ちた魚はこれくらいでは活性上がらないでしょうから、
もともとアクティブなやつに少し影響したくらいだったのでは?
と思われます。

余談ですが、日曜日は車で思わずクーラーを稼働させてしまいました…。
2月に冷房は人生初だと思います(^^;)





さて本題。
通常の製作と同時に作るプロト枠というのがあります。
プロトと言えど製作行程は同じなので、
販売用のルアーを作る際にプロト製作を混ぜて作るのです。
それにいつも入っていながら、ダラダラと進行していたのが
「開発コード:S60」というモデルです。
最初に作ったのはいつだろう…2、3年前かな?


S60は簡単に言うとレギュラーサイズのラウンドクランクで
SRとMRが存在します。その流れでDRもあったりします。
本来、クランクを作る時はシャローモデルから作って、
次にMR、DRと作るものなのですが、
このモデルはMRから作り始めてしまったのが、
しっくり来なかった原因なのです、多分。


で2016年、仕切り直して作っているのが、
S60のSRモデル。
色々といじった結果いい感じになりました。






IMG_1014.JPG



Lawカラーのテストはこちらでもやってます(^^)
MBのテストクランクはカラーのテストにも使われます。
一見キレイに仕上がっているように見えますが、
テストでいじりまくっているので、
中のバルサブランクはツギハギだらけだったりします。





さて、このSRモデル。
サイズを58mmとして、ボディーデザインも微調整しました。
少し短くなったので今後はS58と呼称します。


S58はMBXの小さい版ではなく、全体的に細身なシェイプです。
リップはポリカ製のコフィンになります。



IMG_1016.JPG



一応スクエアも試していますが、
汎用性を考えてコフィンになると思います。
ちなみにリップ形状が少し違うくらいでは
アクションはほぼ変わらないです。





S58は程よいサイズ感と少し細いシェイプにより、
MBXより汎用性の高いカバークランクになります。
大きめのサイズ感とはっきりとしたコンセプトによって
使い所が限定される傾向にあるMBXとの使い分けが可能になります。
ただ、このSRモデルはMBXゆずりの高浮力とワイドウォブルな特性なので、
ガンガン、カバーに突っ込める性能を持っています。


新利根川などの人工物(ゴミ含む)が沈んでいるような
マッディーシャローで使い易いクランクが欲しいと
開発がスタートしたS58。
岸際からブレイクまで、ボトムのゴミなどを
うまく回避しながらサーチできるクランクをイメージしています。

回避時の挙動はフラットサイドに比べて圧倒的に安定感が出るので、
例えば八郎潟のリップラップなんかでは
凄く使い易いクランクになると思います。

河川などでも使えるように潜行レンジが深い
MRとDRも設定します。
DRはリザーバーでも良さげですが、需要少なそう…(^^;)





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コメント 2

田中

ブログ更新いつも楽しみにしています!少し気になったことがあったのですが、ディッピングとかはセルロースかウレタンどちらを使っていますか⁇
by 田中 (2016-02-19 23:09) 

tisa

ありがとうございます!
ディッピングは下地のことですかね?下地のベースはセルロースセメントを使ってます。
by tisa (2016-02-23 15:29) 

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