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ALLSTAR / TW-S IM6改 [ロッド・リール]

まだやるのかよ!という声が聞こえてきそうです(笑)
どちらかというとリールに興味があるアングラーが多いかもしれませんが、
私はリールよりも竿に興味があるもので。
ロッド記事、もうちょっと続きます。


今まで巻き物用ロッドを中心にアップしてきましたが、
今回のTW-Sは私的何でもロッド。


IMG_4020.JPG


ブランク以外はカスタムしてますので、
ALLSTARの面影はゼロです。

このロッドを買ったのは新宿SANSUIで、
バスブーム真っ盛りの1997年。
ALLSTARロッドはもうマイナー路線で
ケンクラフト扱いのものが日本仕様としてあったのかな?

私が買ったのはUS仕様で買う時も店員さんが
「アメリカンロッドは結構曲がってるんだよね〜」
とかいいながらロッドチェックしてたのが記憶に残っています。
で、その買おうとしてたTW-Sはティップが曲がっていたのですが、
「それでもいいです」と言って買ったのでした。

でもその後すぐに、日本人らしくその曲がりが気に食わなくなって、
自分の意志でティップをカットしたのか、
いじくり回しているうちに折れたのか、
記憶が定かではありませんが、
とにかくティップカット状態のTW-Sが誕生したのでした。

オリジナルはとにかくティップが細くて、テーパーは完全にExファースト。
ポッパー用でしたが、それにしてもやり過ぎ感があるな〜と思った記憶があります。
ティップカットされたブランクは6.3ft(オリジナルは6.6ft)となり、
テーパーはレギュラー寄りのファーストになりました。
素材はIM6ということで、今で言う中弾性で比較的軽量な竿になるという特徴があります。
(IM6はどこかのメーカーの商標)

バットが太いハイテーパー設計でティップカットされたもんだから、
パワーはミディアムクラスなんだけど、
無理が利く軽量な張りが強すぎない竿になりました。
中弾性ということで、何でも使えるという絶妙な竿が偶然出来上がったわけです。

そこからはずっと1軍、1.5軍くらいの使われようで、
今も現役で頑張っています。20年間(笑)



グリップ回りはオリジナルで1、2年使った後にカスタムされ、
ガイドもハードガイドからNewコンセプトのSicに換装し、
数年使いました。


IMG_4023.JPG



その後、もっと今風にしたいということで、
再度解体されて、グリップ回りを一新し、今に至ります。
間違いなく一番長く使っているロッド(ブランク)がこのTW-S改。




IMG_4022.JPG




軽量なハイテーパーレギュラー寄りファーストの
MパワーIM6ブランク(6.3ft)は、
先述しましたが汎用性がめっちゃ高くて
高比重系ノーシンカー、ライトテキサス、1/4ozくらいのラバージグ、
ワイヤーベイト、チャター、バイブレーション、ジャークベイト、
中型クランク・トッププラグなどなど、色々使えて便利です。
牛久沼では引きずり出すパワーと
アシからルアーをほぐせる適度な張りを使いたくて
MBXをこのロッドで使います。

今一番興味のある竿がこのタイプの竿。
現行モデルでもエントリークラスの中にそんな竿があるのかな?
全体的にワーム寄りのファーストテーパー・使用感になっていると思うので、
もう少しハード寄りの何でも竿で安価なものがあれば良いと思うのです。

できればこのモデルはそんな感じに使えるよ、ではなくて、
そのコンセプトを全面に出してバランス取ったもので、
シンプルでいいからリーズナブルで、
ちょっと気の利いたデザインだったら最高です。
でも分かってますよ「リーズナブル」部分が難しいということは(^^;)

「バス釣りやりたい!」
という初心者に
「はい、じゃあまずはコレ!」
と渡せるような竿で、上達してもずっと使えるという便利なやつ。
オカッパリでも便利な610くらいのと
取り回しに便利な64とかが個人的好みなレングス。
プロアングラーなら専用性の高い竿が良いのでしょうが、
サンデーアングラーは汎用性の高い竿の方が便利に使えると思います。


と話が飛んだついでにガイドの話。
このTW-Sのガイドも古くなったので、
そこだけ一新したいと思っているのですが、
予定としてはKガイド化になります。

最近多くなっている小口径ガイドですが、
注意点としては、お店で触って、振って結構硬いな〜と思っても、
実際使うとそうでもない(意外に柔い)ことが良くあります。
単純にガイドが軽量になってて慣性が働きにくくなっているからで、
振って曲がりを確認している方は勘違いしやすいと思います。
さらに軽量ブランクであれば尚更。


現状ガイドは前時代的な大口径でなければ、
混在していても不便を感じるわけではありません。
ガイドをNewコンセプトからKガイドだと、
明らかに軽快感が出るのはわかりますが、今でも普通に使えてます。

さらにそこからトルザイト仕様になると、
同じ竿ベースで持ち替えながら使うと分かるんですが、
トルザイトはちょっとオーバースペックに感じます。
コストアップに比べて違いが分かりにくいと。
ほとんどの人は持ち替えないと分からないと思います。
そして、今後SiCはSiC-Sになっていくので、
トルザイトはさらに使い道が無くなって行きます。
来年出て来るメーカーの竿は全部SiC-Sになるでしょう。



最後はガイドに話になってしまいました(^^;)
20年選手のTW-S IM6の記事だったんですが…。
言うまでもなく、このロッドが最新ロッドと比べて
遜色ないとかすごく良いというわけではなく、
今でもそれらと混ぜて使っても現役で使える竿というだけです。
愛着も手伝ってこんなことを書いているということは
ご了承くださいませ。





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コメント 3

tei-g

TWS、ゼルローランド竿ですね。オールスターはいいですよね。SB1を長く使ってましたが、雑に扱っても壊れないし安くても全然使えるし。前回のアイアンホークシリーズだと、新しい吉田バージョンのショートロッドが気になります。
by tei-g (2017-02-22 23:44) 

tei-g

ちなみに、初心者に「はい、これ」って渡せる竿の代表格はRR600BSMだと思いますがこれも廃盤でしたね。アウトバックなんか手軽にロードランナーが体験できてよかったと思うんですけどね。
by tei-g (2017-02-22 23:48) 

tisa

>tei-gさん
そうですね!雑に扱っても壊れる気配がありません(^^)
IM6シリーズは大好きで何本か持っていたのですが、これのみとなりました。
吉田さんのショートクランクロッドいいですね!オシャレかつショートということで、惹かれるロッドです。これにコンクBFSを付けてタイニープラグを…と妄想してしまいます♪
BSMは超好きなロッドですね!短いのは売れないのでしょう。アウトバックもやっぱり日本人はハイエンドじゃないと…というのがあるのだと思います。ロードランナーの造りはショートロッドにこそ恩恵があると思うのですが、その辺は丁度次回ブログネタになってます。

by tisa (2017-02-24 14:02) 

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