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NFBC第4戦[新利根川] [試合]

成田のローカルクラブの試合、
初戦は4月の将監川(5位!)で
2戦目は5月の印旛沼(ノーフィッシュ!)、
3戦目は6月の片倉ダム(鋼派とかぶり不参加)ときて、
今回は7月の新利根川での戦いです。

NFBCは当ブログお馴染みのハードルアーオンリーの戦いではなく、
ソフトルアー類OKの3本リミット(キーパーサイズなし)
というレギュレーションです。


最近ワームの釣りを真剣に再開して、日々研究してますので、
この高水温化した霞ヶ浦水系でもブレなければ釣れるだろうと、
タックル少なめの4セットで挑みました。
ライトリグタックル+クランクタックル。


試合日の日曜日も前日に引き続き晴れで激暑。
ボートセッティングでもう汗だくになるだろうと予想してましたが、
予想通りの滝のような汗でスタート直後は
偏光サングラスが曇って着用できない…。


01.JPG
スタート時に丘から…。
(ちょっと寝坊してまだ準備中でした(^^;))


水温は朝で約29℃、日中約31℃まで上昇しました。
天気はずっと晴天。



まずは、クランキングで様子見しながら上流へ向かいます。
ここぞというところだけワームでフォロー。
乗らないバイトがちょっとだけあるも、
クランク含め全く釣れずにセブン前というエリアまで行くと、
暑さもあって、モチベーションだだ下がり…。

まわりもあまり釣れてなさそうなので、
やっぱりタフなんだなと。
途中までほぼ風もなく…。



03.JPG



もう帰って松屋さんで涼みながら
モツ煮定食でも食ってた方がいいのでは?
と思ったのと、水があまり良くない感じだったので、
Uターンして下流へ戻ることに。



戻りでは逆にワーム主体の釣りです。
「俺のライトリグ力みせてやんよ!」です。



で、これらを駆使しました。
カラーで迷いたくなかったので
グリパンオンリーです。


08.JPG



まずは写真上の「フレキシーカーリー」の
極小ガン玉のダウンショットにて、
ちびちゃいのをキャッチ。
スローなリフト&フォール。


その後、ズンと重くなるような
強烈なトルキーな引きで楽しませてくれたアメキャさん、
ライン(3lb)をヨレヨレかつ粘液ドロドロにしてくれて
どうもありがとうございました。


乗らないバイトやギルバイトとかもあり、
フレキシーカーリーが底を付き、
在庫豊富な中段のスワンプクローラーJr.を
ワッキー掛けで同ダウンショットにセット。
(軽めのジグヘッドワッキーの方がトラブルなくて良いです)


この辺でバスの居場所とか何となく分かって来て、
見えているのも含めて、総合的に判断するに、
バスは結構シャローに居るなと。

ちょっとしたシェードに居るバスや
ボトムが見えるシャローに忍者のように溶け込んでいるバスが
シャローにはちゃんと居て、特にボトム同化型バスは、
見事なまでにボトム色になっているのです。
ということで「騙されねーぞ!」とシャローで勝負することに。


すぐにシェードから出てパクっとしてくれたアベレージ君は
ドラグがユルユルになってて、フッキング失敗した後にサヨナラし、
次に食ったボトム同化バスはまたアメキャの襲来か?
と思わせる強烈な引きでハラハラドキドキさせてくれました。
これが40くらいの何度も釣られたようなナイスバスでした。

ナナメ杭で食ったおチビちゃんはリミットメイク魚だったのですが、
ダメージが気になり、キープを諦めリリース。


定食を食う予定だった松屋さんを過ぎて、
河口に移動し、「アレがいいのでは?」と
写真下段のピックルワームのノーシンカーを
ベイトフィネスタックルにて撃ち始めると、
すぐにチビちゃいのがヒット。
と同時にウッドカバーと同化しかけ、動かなくなったので、
手を突っ込んで急いでキャッチ。

リミットメイクするもチビちゃいのが2本なので、
せめて1本は入れ替えたいと撃って行くと、
シェードで良いサイズがヒット。
でも掛かりが浅くてフックオフ…。
これは獲りたかった…。

ドラグの件含め、ミスが多いのは暑さのせいだな、きっと。
凍らせたペットボトルの溶けた水を頭から被ること本日5回目。
熱中症になる寸前で戦ってました…。

その後、バイトは多発するも乗らないのは
多分ギルやさらにチビちゃいバスなんだと思われます。
最後はクランクフィッシュを入れたくて頑張りましたが、
そのまま帰着、検量。



05.JPG




もっと早くピックルノーシンカーにしていれば、
もっとキャッチ数が増えていたと思います。
時間当たりのアタリ数はこれが一番でした。
ピックルはノーシンカーでもベイトフィネスタックルで
かなり飛ぶので、まずアキュラシーが凄く良いです。
そして手返しが良いのでキャスト数は約倍になります。

で、何と言ってもユラユラ揺れるフォールが絶品。
普段はFリグでもっと手返し良くゴリ風に使ってて、
今年はそれでも結構釣ってたのですが、
今日はもっとフワフワ系でバイトが多くなるイメージだったので、
ノーシンカーに。



終わってみれば、やっぱりタフだったようで、
3本1370gでも3位入賞でした。


10.JPG
※クランクベイトはイメージです。


参加者の皆さん、暑い中お疲れさまでした!





次回は9月の亀山湖戦で参加予定だったのですが、
日程が変わり牛久沼たまやオープンと被ってしまい、
NFBC亀山湖戦は無念の欠場となります。


9月の牛久沼たまやオープンは昨年同様に
協賛大会として参加します。
(昨年同様にMPBももちろん協賛)


めっちゃ久しぶりの牛久沼では
「俺のワーム力みせてやんよ!」
で頑張るのか、昨年のようにクランクで釣れるのか、
大会後のBBQ含め楽しみです(^^)




鋼派2017と新利根川でのクランキング [試合]

今回はとある思いを込めたかったので長文です。

今年はH-1の参戦を見送った(予約が難しいので)ことで、
ワームの釣りを勉強しなおして、
ちょっといつもとは違ったシーズンを過ごしております。
それによって、色々なものがクリアに見えて来て、
フィールドの見方も変わりました。

今回の鋼派もいつものようにクランクベイト中心で、
この時期の新利根川のクランキングがわかってきました。
これもそんな釣りライフの変化のおかげだと思ってます。

そして、某メディアの方から先日
「クランクベイトで釣りたいと思っている人は多い」
というのを聞いて、ちょっと意外だったのですが、
クランクベイト、そんなに難しくないよということを伝えたく、
このタイミングがちょうど良い気がしたので、
今回整理できた新利根川のクランキングを包み隠さず、
書いてみようと思います。

私は試合の結果を飯の種にしているわけでもなく、
情報としてもロコレベルのものでもないので、
考え方のベースになればと。
もしそれが参考になって、
クランクベイトで魚をたくさん釣っていただければ
幸いでございます。

また、何と言っても新利根川は松屋さんと水神屋さんがあり、
レンタルボートが手軽です。エレキオンリーで行ける範囲で楽しめ、
難しいカバーもなく、魚もそこそこ多いということで、
ボートに乗ってクランキングしてみたいという需要に
ちょうど良いとも思ったわけです。



まずは、プラの様子です。
加藤某氏とのプラで色々なものが見えてきました。
簡単に言うとベイトの種類とバスのポジショニングです。
これはワームの釣りにも生きる話。

クランクベイトで釣れる魚とワームで釣れる魚に
明らかな違いがありました。
まずは、釣れる場所。

ワームはショアライン沿いにあるカバーとその少し沖で、
全体に圧倒的にショア寄りでした。
リグは様々で基本的に撃つ釣りです。
特に何か特別なことをしているわけでもなく、
普通にワームの釣りをして普通に釣れる魚。

小さい魚も居れば、アベレージも居るし、
40後半みたいなデカいのも居て、
多分新利根川で一番釣れているタイプのバスです。
仮にワーム食いのバスと呼びます。
ちなみにこのバスは横に移動するハードベイトに対して
反応がイマイチです。

そしてクランクベイト食いのバス。
これは少し沖です。
岸ギリギリにキャストしなくても、
1m、2m沖に着水しても問題ないくらい、
沖を意識した釣りで釣れる魚。
水深でいうと1m弱〜1.5mくらいの
ブレイクに絡むような場所でシャローはシャローなんだけど
シャローのちょい沖という位置。


ワーム食いのバスはこの時期、
産卵行動で失った体力を完全に回復させていて、
見た目もキレイで、引きも強く、元気です。
でも体が細い。ウエイトが重いわけではありません。
理由は簡単でベイトの種類がエビやザリガニ、
ボトム系の小さな魚達(ゴリやチチブ)だから。
カバーに付き易いベイトたちがメインベイトです。
そんなベイトを食っているからワームに反応が良く、
横に動くハードルアーに反応が悪いのです。
これは想像しやすいと思います。
体型が細めなのはエサ1匹当りの栄養が少ないので、
太れないという簡単な理由。


対してクランク食いのバスは
横の動きに反応するだけあって、魚を食べています。
実際この40くらいのクランクベイトで釣れた魚は
マブナの尾びれが喉奥に見えていました。


IMG_4479.jpg


体つきも普通の新利根川バスと違うもので、
プリスポーン体型です。
エサ1匹当たりの栄養が多いので、
プリスポーン時期のように太っています。

どちらかというとスローな巻きに反応が良く、
理由は色々考えられますが、
ひょっとしたら沈みものに付いた
待ち伏せ型だからかもしれません。
フィーディングで食うバスは早い動きに反応しますが、
これは目の前にフラフラと泳ぐ魚が通過した時に食うタイプ
なのかもしれません。
クランクで釣れたからと言ってこのタイプとは限りません。
あくまでも魚偏食タイプという意味です。


具体的には中層を泳ぐコイ科の魚が
メインベイトになっていると思います。
マブナやタイリクバラタナゴ、モロコなどです。
サンフィッシュ科のブルーギルも含まれていると思います。

魚食いバスは中・大型が多く、(と言っても主流派ではない)
リザーバーに良く居るギル食いバスと同じタイプだと思います。

基本的に魚を食うタイプのバスは
体型が良く、ウエイトが重いです。
これはどこのフィールドでも同じなので、
気にして釣りをしていると面白いです。


これら2種類のバスが新利根川のシャローの浅い方と深い方で、
ベイトの違いで定位しているとイメージできます。
もっとあえて雑に分かり易く言うと、ショアラインの見えるカバーに付くバスと
ちょい沖の見えないちょっとしたカバーに付くバス。
この日はワームとクランクベイトでそこそこ数が釣れて、
その検証をしていったわけです。


結果、私の中で大きく3種類のバスに大別されました。

まずは、釣り方に関係なく釣れる
産卵行動に参加しないような15〜20cmくらいのバス。
これはどんな釣り方にも混じるバスです。

そして、ワーム食いのちょい細い大小さまざまなサイズのバス、
最後がクランクベイト食いのブリブリなバスの3種類です。
厳密に言えば、その中間みたいな魚も居るだろうし、
何かのきっかけで違うベイトを食うときもあるはずですが、
なるべくシンプルに整理するという意味であえて3種としました。


この時期のシャローにはベイトが多く生命感に満ちあふれています。
だからそんな状態になっていると思われ、
これから梅雨時期にはエビがさらに増え、
この状況はしばらく続くと思います。

本格的な夏になると、シャローの水温が上がり、
30℃とか、30℃超えとかそんな数字が見えてくる頃には、
ベイトが沖よりに生活の場を移していてブレイクが熱くなるはずです。
ブレイク回りは特にカバーがあるわけではないので、
スローな釣りではなく、通常スピードの巻きでも問題ないと思います。
フィーディング行動もブレイク付近で活発なのではないでしょうか。
私の経験上、ブレイクで巻いてボトムにタッチした瞬間に
食って来ることも多いです。


ワームの釣りはさておき、
ではこのアフター回復期〜サマーパターン前の
クランクベイト食いのバスに合った
クランキングはどんなものかと言うと、
フラットサイドクランクのスロー引きです。

これは去年から意識してやっていることで、
最初はまだ速い動きには反応できない状態なのかな?
と思っていましたが、先述した待ち伏せ型だからなのかな?
という思いが今は強いです。

また、スローに巻くことで
水面下50cm前後を泳ぐようにするのですが、
沈みものに付いているバスに対して
その上を通過するコイ科の魚を模すにはピッタリです。
去年はバスが浮いているのかと思っていて、
単純に温かい水がある上層に居たいという考えでした。
それもあるかもしれないし、バスのタイプによって違うのかもしれません。

私の考えでは、トップの人達がこの時期に釣っている新利根川バスは、
ワーム食いのタイプも結構居て、ネチネチタイプのトップならば、
(食う時間を与えてくれるなら)
浮いて食うかというバスなんだと思ってます。
ポッパーが強いのもそういうことです。
そしてエビ食いバスにはシャッドのスロー引きも有効です。
釣果的に安定感のあるルアーがシャッドというイメージ。


また、ダブルフックのスナッグレス性能の高いトップならば、
カバーに入れていけます。
これは大型に出会うひとつの方法だと思います。
プレッシャーの高いフィールドではやっぱりカバーに入ってしまうので。


クランクに話を戻します。
クランクベイトでのこの時期の釣りでは、
とにかく、ボトムを叩くのではなく、
シャローでは中層をスローに泳がすというのを意識します。
これで間違いなく釣れると思います。
そういう使い方なのでバルサ製のフラットサイドが強く、
私はゆっくり巻いた時に丁度良いレンジを泳ぐmito2と
Leaferを使っています。


IMG_4579.JPG
写真はmito2


カラーはコイ科のそうしたベイトをイメージして、
SH4を多用します。
クリアアップして目立ちすぎるようなら、
ギル系にしたりして調整するのも良いかと思います。



この時期、ただ闇雲にバンクに向かってキャストして、
普通に巻いて「クランク釣れない」と思っている人は
ぜひ試してみていただきたいクランキングです。

キーは「ちょい沖」と「スローな中層巻き」です。
「低浮力なハイレスポンスフラットサイドクランク」
というのもミソ。


厳密に言えば、先述したベイトの多いところとか、
エリア選択も入ってくるのですが、
その辺はぜひ現地で考えてみてください。



そんな整理をして臨んだ鋼派当日。

IMG_4561.JPG

天気は晴れで、朝はほぼ無風、時間経過とともに
適度な風が吹き始めました。水温は24℃前後。
水位は減水していました。
水は思いのほかクリアで減水した岸際はボトムがかなり見えている状況。
川の上流は濁り水が入っていたようですが、
エレキでの無理の無い移動エリア内ではいつもよりもクリアでした。


t_07.jpg
撮影:相棒T田さん



減水してクリアということで、
バンク寄りはちょっと難しくなるのがセオリーです。
沖を意識します。

今回はこの時期のフラットサイドクランキングを意識して、
Leaferのアレンジ版を製作しました。
通常のSR版と以前は作っていたMRの2レンジ。


IMG_4577.JPG
写真はMR。(SRはロスト…)


ボディーの前後を少し絞って、
浮力が低下したレスポンスの良いデザインにアレンジ。


IMG_4580.jpg


浮力低下はカバー絡みでは使いにくくなるのですが、
この釣りでは逆によりスローに巻けるので、
デメリットにはなりません。


大会中はほぼこの2種とmito2だけを使いました。
カラーは全てSH4。


釣りをしたエリアは川筋でセブン前のちょい先まで。
朝の無風時は一応シャロー側をチェックしてて、反応が無いので、
沖に移動したと判断して風が出始めたタイミングで、完全に沖にシフト。
Leafer(新型)MRをメインに1.5〜2mの各種レンジを引き始めた時から、
ポツポツと釣れ始めました。

釣れたのは魚探で魚の反応が多いストレッチ。
当日の状況としては色々な種類の魚がそのレンジに集合していて、
バスはもちろん、ニゴイ、キャット、コイなどが釣れて、
釣れなかった種類ももちろん居たと思います。
4目達成…。


ただ、サイズが伸びずに30cmちょいまでしか釣れません。
数は結構釣ったと思うのですが、(バスは7本くらい)
ずっと続けていけばデカいのが混ざるのか、
無駄なのか、鋼派の時間内(トータル6時間)だけでは
ちょっと検証不可でした。
一番デカいのは36.5cmで橋脚でした。

橋脚回りはいつにも増して魚探の反応が強く、
ここも様々な魚が集合していました。
減水時のセオリーな場所。

特に特徴の無いストレッチでも魚の濃さに差があり、
簡単に判断するならば、ボトムがキレイかどうかかなと。
魚探に反応が出ない場所はクランクベイトがボトムに当たった時に
ちょっとした草木の腐り掛けクズが引っ掛かってきました。
水のフレッシュさが重要な印象でした。

釣り方は岸に対してボートを直角にして、
風を最大限受けるように流されながら
ボーターの真下で2m、バックシーターの下で1.5mくらいの水深で、
風下に岸と並行に新型のLeafer MRをキャスト。
リトリーブはややスロー。

ボトムを少し切るくらいで反応が良かったですが、
多魚種だったのもあるし、サイズもさまざまだったので、
色々なレンジで釣れました。
魚探は通常の魚探でも判断できる反応なので、
サイドイメージとかは要りません。
エントリーモデルでも魚が居れば映るので、
魚探もぜひゲットしていただきたいです。
自分の真下の水深を把握することも重要という理由もあります。


面白かったのは風に流されていることと、
バスが追いかけてきて食っていることで、
バイトが分かりにくかったこと。
ブルブルとアクションを感じながら巻いていると、
フッとそれが感じなくなる瞬間があって、
それを速巻きしながら大きく合わせることで、
やっと安定してフッキングできました。

もちろん合わせ易いバイトもあるのですが、
そういう違和感的なバイトが多かったです。


ラインはフロロの7lbでこれは試合用のライン。
普段はオープンウォーターのフラットサイドは10lb標準です。
細いとそれだけ伸び易くなので、
それも少し影響していたと思います。



ではどこにデカいのが居たか(釣れた)かというと、
この日の明確な正解は難しく、
あえて言うならば、ゴージャス系かと思います。

地形がゴージャス、カバーがゴージャス。

こういうところは元々魚が多くて、
デカいバスが居座ったり、
立ち寄ったりするので、何度も入り直すと
ポロッと釣れたりします。
シンプルな地形が続く新利根川ではそれが顕著です。

割と有名な釣れるエリア、スポットというのは、
デカいバスの実績が高く、人が入れ替わり立ち代わり入ってても
そのうちの誰かが釣るということが良くあります。

本当はそういうところをランガンしていくのが、
鋼派ルール内での最良な釣り方だと思うのですが、
それができないルールでもあります。
それはエレキオンリーというルール。

高速移動ができないので、
ダラダラとした釣りになりやすく、
メリハリのあるエリア移動ができないのです。

だから、引き運もかなり必要というのが、
新利根川の釣りです。
それを少しでも効率良くする方法は、
魚の多いエリアをメインエリアと決めて、
そのエリア内でグルグルするという釣り方。

それでも人が多いので、なかなか難しいのですが…。
今回も私たちが入る直前を釣ってた人が
デカいのを釣る場面に何度も遭遇しました(^^;)

アングラー密度の高い場所で釣りをする場合は、
もうしょうがないと割り切る必要があります。


というわけで、減水とクリアアップによって、
シャローの魚が移動してしまい、
デカいバスを追い切れなかったという感じでした。
ちなみにクリアアップする前の前日は、
デカいのがクランクで釣れていたようです。


スノヤワラはまた別で、
ひとつの大きい野池みたいなもの。
新利根川とはまた違ったフィールドと考えた方が良いです。
特に大規模な真珠棚はあれだけでひとつのワールドが形成されていて、
そこでずっと生活しているバスもいると思います。

そういう意味で新利根川はわかりやすく、
全容が見えてくると釣るだけだったらイージーなので、
私としては練習にオススメです。
そして地形が単純なのも
まだエレキの操船に慣れていないアングラーには丁度良いです。

ちょっと慣れてきたら長門川・将監川はカバーが多く、
カバークランキング場としてはオススメです。


ということで新利根川を中心に、鋼派をからめて
この時期のクランキングを整理してみました。
クランクベイトで釣りたい!と思っている方、
ボートで釣りをしてみたい!と思っている方、
シャローが湯立つ前のこの時期の新利根川で
ぜひクランキングをしてみてください!



さて、鋼派。
今回は結局、トータル67.5cmで12位…。
中途半端な成績でした。


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ウエイイン率はボート単位(チーム単位)で約65%。
二人で参加しているボートの方が釣れていました。
やっぱり鋼派は二人で出る方が有利です。
気づきが早く、キャスト数が2倍。当然です。
でも真の勝者になりたい方はぜひピンで!


優勝は同スコアで2組でした。
一方は開発さんチーム。
トータル79cmで二組が並んでしまいました。
トロフィーは分け合ったそうです。

ビッグフィッシュは関さんが釣った49cmの2kgオーバー。
惜しくも2本目が無く、残念!
この魚が消化しかけの白いデカめギルを吐いて、みなビックリ。
魚食いバスはやっぱりデカい!

全体にクランクが多かったのかな?
シャッドも多用されてて、完全にオールシーズンルアーになってますね。
トップはこんな状況だったので、イマイチでしたが、
上位に入られている方も居ました。
この条件で岸ベタに付く条件というのもあると思われ、
やっぱり水深と地形とカバーかなと。

最後はいつものようにワイワイと賞品を選んで
今年も楽しかった鋼派。

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10回目ということでした。
また来年も石名さんが開催してくれることでしょう!

参加された方、お疲れさまでした!



行友君の高級ルアーを頂きました(^^)



IMG_4576.JPG


(業務連絡)-------------------------------------------
SuBさん、メールを返信してもエラーになってしまします…。
別の連絡先を教えてくださいませm(_ _)m

農園カップ第1戦 [試合]

坂巻農園さん主催の大会です。
将監川・長門川で開催されるトーナメントで、
土曜日に初戦が行われました。

で朝、長門川スロープに行くと、
朝のミーティングをやっているわけですよ。
そう遅刻というやつです。

私の計算上ギリギリで間に合うと思ったんですが、
何か勘違いしていたのか、運営の加藤さんにハメられたのか(笑)


とにかく、何とかちょい遅れでスタートしました。
総勢44名。
私が最後だったのでエントリーNo.44で参加人数が分かるという…
あー情けない…。


アフターでスローなので、ワームの釣りも準備してきてて、
久しぶりにノーシンカーとかキャストしてみたり。
水温は朝の段階で18℃くらいで日中は20℃まで上昇。



IMG_4338.JPG
カワイイギャラリーが。



ワームは際どいところにガンガン入れられるな〜
と感心しながらも、なぜか少しずつ使わなくなり、
いつの間にかハードルアーのローテンションになっているのは
H-1選手あるあるですね。今期は参戦してないけど。

前半は風がなくて、人が多くて、
全く釣れる気がしなくて、実際私は釣れてませんでした。



お昼前くらいかな?
風が出て来て、いい感じに。

IMG_4345.JPG



トッパーの方とすれ違い様に状況を聞いたら
結構デカいのを釣ってるということで、
フムフム、いい情報をゲットしたぞと。
心の中では「あなた出場してたらそれ優勝できるよ」と。


にわかトッパーに変身した私は、
唯一持っていたトッププラグ「Redcub」シリーズから、
奥まで投げ込み易いダブルフック仕様の「Redcub mini」を
ショートレングスなTD-Sにセットし、
奥に投げ込み始めたのでした。




で、何とか釣れたのがこちら。
















IMG_4341.jpg


41、42cmくらいの1.2kgフィッシュ!



その後も頑張りましたが、これで終了でした。
もっと早くからやっていればな〜。
(もっと早く事情聴取できていればな〜)


この時期のトップはやっぱりデカいのを選んで釣れますね。


全体的には普通の巻きでは産卵に関係ないような
小さい魚が反応して、
いい場所をスローな展開で釣っていると
ナイスなアフターバスが釣れているという
まあ、セオリー通りと言えばセオリー通りな結果だったと思います。
もちろんプリも居て、いろんな状態のバスが混在しているような感じ。


上位の方々。


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優勝はピッグベイト系も活用した釣りで
ミッツさん!
ビッグベイト釣れるんだ〜。

斎藤さんはまた釣ってるし。(2位)
加藤さんは運営なのに5位だし。



3本で3kgを超えないと上に行けない試合だったわけで、
このフィールドのポテンシャルを感じますね。
そして皆さん上手いです。



勉強になったし、開発のヒントも得たし、
何と言っても楽しかったです♪
今度は遅刻しないで行きます(^^;)



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もらったやつ。
みんな大好き美津男さんのどら焼き!


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農園カップなのでもちろん野菜がいっぱい!
私はカップラーメンを段ボールいっぱいもらいました(^^)
個人協賛多いので景品が多彩で面白い。
ガンダムグッズもらって困惑している人も(笑)
こういう大会は良いですね!
次回までにワームの感覚取り戻そう。


坂巻農園さんとスタッフの方々、運営お疲れ様でした。
選手の皆さんも次回また楽しみましょう!



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(すいません、LINEに流れてきたのを拝借しました)


N.F.B.C. [試合]

成田フレンズバスクラブ。
将監川で良く会う加藤さんにお誘いいただき、
クラブの試合に参加してきました。

日曜日はあいにくの雨でしたが、
釣り的にはあいにくの雨ではなく、
恵みの雨となるということで、
濡れる気まんまんで現地入り。


でも寒かった(^^;)



朝はこんな感じ。


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気温は高くて、風もなくて、雨は降ってもパラパラ程度。
予報も雨だったので、ワームタックルを家に置いて来ました。





6時にスタートして、割とすぐに1本目。(リミットは3本)





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ウッドカバーに対してのMBXのカバークランキング。
サイズは将監のアベレージだったので、季節の進行を感じます。
水温は16℃。
桜はいい感じに咲いてます。


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時間とともに人が増えてきて、なかなかストレッチに入れない…。



最初の1本で終わるよくあるパターンか?
と思っていると、風と雨が強くなってきて、
めっちゃ寒い。心折れかける…。





まさかここまで寒くなるとは思っていませんでした。
Tシャツ、薄手のパーカー、ゴアテックスレインウェアという装備で
全然大丈夫でしょうと思っていたので、
今日に限って追加装備を持って来てない…。





時期的には横の動きじゃないよな〜と思いつつも
寒さに震えながらクランクをキャストし続ける。
釣れても小さい♂だろうという心境。




試しにスローにmito1をいつものように引いてもダメなので、
mito2の水面直下デッドスロー引きを試すと、
コツンというアタリの後に軽い感じの抵抗感からのゴイニー登場。





もうダメかな〜と思いながらS58にチェンジして、
果敢に巻いていいると、2本目がヒット。





IMG_4268.jpg



さっきより大きい。
この時点で12時半くらいだったので、
もう1本行けるだろうとグルグルと回ったのちに、
何も起こらないまま2時帰着。












でも5位でしたーーーー!
ウエイトは確か1100gくらい。



IMG_4271.jpg

当日の天候が想像できる(笑)





時期的にはクランクで釣り易いプリの状態を過ぎて、
スローな展開でした。
狙うべき40くらいのプリはヘビダンとかネコリグとか、
そんなリグで釣れてて、
シャローをイケイケで巻いて釣れるような状況ではなかったなと(^^;)
まあ、釣れたし良かったんですが。


上位の方は2700g以上だったので、
リミットメイクしても全然届かないウエイトでした。




ちょっと気になったのが、釣れた2本とも
ほぼ同じ位置に同じような傷があったこと。
(2本目の写真参照)
だいたい胴体の真ん中あたり上部にタテに走る傷。
カワウ(黒いヤツ)かな??実際見かけたし。




アングラーは趣味としてバスを釣って傷つけ、
カワウは生きるためにバスを食べる。
カワウを非難できるわけはないのですが、
バスを食わないでくれ〜と思うのは、
バスアングラーなら誰でも思うこと。
人間のエゴだということは重々承知した上で
バス釣りしてます。


魚も痛いと思っていると思います。
先日ゆかいな釣り仲間たちとそういう話をしたんですが、
痛くないとかあの質量の生物としてダメだろうと。



まあ、それはそうと、
N.F.B.C.の皆様楽しい大会ありがとうございました。
また参加させていただこうと思ってます。


次回の試合は通称「農園」と言われている?
坂巻農園さん主催の将監川・長門川で開催される大会になります。
昨年秋に実験的に…かどうか分かりませんが開催された大会が、
今期年間数戦開催されるそうです。
4/29が第1戦で年間優勝でH-1マスターズカップに出れるということで、
今期はここからマスターズカップ出場を狙います!

H-1は新規で参加される方を優先したいということと、
そもそもボートがなかなか予約できないという事情により、
今期はお休みしますm(_ _)m
(フィッシングショーで新規参加者のための施策があったようです)


新たに挑戦される方は自分の戦いを展開しつつ
ハードルアーの深みにハマっていただいて、
さらに試合の楽しさを味わっていただければと思います。
回りの選手達の装備を見ると気後れするかもしれませんが、
湖上に出れば関係ないです。上手いヤツが勝つ(^^)
頑張ってください!!



そうそう、6月11日は江戸物石名さん主催の鋼派です。
今年もちょっとお手伝いしながらの参加を予定してます。
H-1お休みでフリーフィッシング増えると思ってたんですが、
何気に今期も試合・大会で忙しいな…。




坂巻CUP「マキ1GP」 [試合]

文化の日の3日、将監川・長門川にて
第一回坂巻CUPが開催されました。
通称「マキ1GP」?
マキと言ってもワームもOKな何でも大会です。
ボートはレンタルでもマイボートでも可ですが、
エンジン走行はデッドスローオンリー。
リミット3本の総重量勝負です。


主催の坂巻農園さんはH-1GPのサポート企業の一つであり、
坂巻TシャツはH-1GPではおなじみです。
どういう経緯で開催となったのかは聞きそびれましたが、
とにかく参加して参りました。



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坂巻さんの挨拶に、進行は加藤さん(H-1選手)。
加藤さんは将監川に行くといつも居る印象(笑)


プラはしてませんが、何だか最近寒かったし、
タフなんだろうな〜と思いながらスタート。



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朝は雲が多かったですが、あっという間に良い天気になりました。
水温は朝は14℃で日中は15℃以上に上昇。
気温も結構高くなって、久しぶりに着たヒートテックは不要でした…。


とりあえず将監川へGO!







しばらく釣れずにクランクからスピナベ、ジャークベイトと色々試すも
ショートバイトとレンコーのスレっぽいアタリのみ。
でも結構釣れてる感じ。





水位はちょっと低い感じだったので、
水が入ってきて、上げのタイミングに当たらないかな〜と思いながら、
どんどん上流へ。




割と好きなエリアでノーバイトで引き返して、
秋はタイニーなmitoよりもレギュラーなLeaferかな〜と
ブルーギルカラーをキャストしてくと、
レギュラーサイズがヒット。







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私のパントはライブウェル未装備なので
いつものクーラボックスを持ち込みました。
やっぱり付けとけば良かった…。



とりあえず1本釣れれば良いかなと思っていたので、
嬉しい1本でした。

でも何で釣れたのかが良くわからない…(^^;)


対岸に渡って同ルアーをいろんな角度にキャストしたり、
ロッド操作でレンジを変えたりして
傾向を掴もうと悪戦苦闘していると、
ボート際の中層で600〜700gくらいのがヒット。
が、数秒後にフックオフ…。

水温が上がってきて中層が熱い?


ちょっとレンジを上げる感じで引くとまたバイト。
アワセと同時に100gくらいのが宙を舞い、慌ててキャッチ(笑)


やっぱりちょっと上なのかな?
と思い、それからずっとそんなレンジを攻めまくったのですが、
ショートバイトが2、3回あっただけで終了。


スロープに戻って参加者と話すうちに、
11時〜12時くらいに時合があったことがわかりました。
利根川から水が入ってきたのかな?
水の流れ的に上げだったのは間違いないと思うのですが、
将監川は食うタイミングが割とはっきりしている気がします。

この日は水面にはオイカワ?が結構ピチャピチャと跳ねてたり
群れで泳いでたりで釣れそう感は満載でした。


まとめると、秋らしく割と広範囲に散ったバスが、
セオリー通りのタイミングでフィーディングしてたという感じでしょうか。
3位入賞の良忍和尚もバズベイトで釣ってたし、
優勝者はブレイク攻めでした。


ちなみに私の成績は600gくらいだったうような…。
順位わかりません…。
ウェイイン率は高かったのではないでしょうか。


そしてマキ1もH-1に習って?
バスボートによるトレーラーウェイインでした。




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こちらが上位の5名。
おめでとうございます!1600〜2400gくらいだったかな?

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良忍君はこの状況でもメモとってます。



景品もいっぱいあって、
ボート代抜きのエントリーフィーが1000円というお得な大会なのに
どら焼きセットとかルアーとか他色々ともらってきました。



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テッケルさんのカエルもゲット!









終了後、ボートをまだ上げてなかったので、
ちょい釣り。





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残業フィッシュを頂きました。

SH4のLeaferにて。




Facebook繋がりの第一回大会なのもあって、
参加者の数は30人前後とそこまで多くなくて、
かなりほのぼのした雰囲気で好感触な大会でした。
(私はFacebookのアカウント持ってません)



第二回もあると思うのでまた参加したいな〜。
それにしてもルアー縛りが無い大会なのに
全体的にハードルアー使用率が高かったのは
明らかにH-1の影響ですね。
それが当たり前な感じになってるのが面白い(笑)


坂巻農園さん、スタッフさん、
素敵な大会をありがとうございました!

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