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新型Leafer [ハンドメイド雑記]

mitoも進めつつ、(言い訳がましい)
今シーズン熟成させたいので、
今年、お試しで色々と作っているLeaferの改修版。
何となく方向性が決まってきて、
これはNFBCの試合で試したくて塗ってみたもの。
(未コート)



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汎用性の高いSH4と、以前はよく使ってた
ブルーバックチャートはセットで使うと
ほとんどのシチュエーションをカバーできます(^^)


現行のものでも特に不満はなかったのですが、
より「Leaf」らしいレスポンスとか、
危うさとか、ギリギリ感を出せないかなと
試行錯誤しております。

主にフォルムのシェイプアップと
バラストウエイトの仕様変更で、
SRとMRの2レンジを作ります。

フィネスカバークランキングも出来て、
カバーに乏しいところでも、少々透明度が高い水域でも、
マッディーシャローでも使える
汎用性の高い私的フラットサイドの決定版を目指してます。


こういう作業は本当に楽しい(^^)




フォーセップ [ハンドメイド雑記]

塗装やコーティング行程においての
無くてはならない便利ツールがフォーセップ。



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ブランクをフォーセップで掴んで持ち手にするという用途なので、
ご覧の通り、塗料とウレタンがついて先端が太っていきます。

4、50本を運用しているので、
この先端部分の掃除が結構大変で、
いつも騙し騙し使っているのですが、
もう限界ということで
昨晩ガリガリとカッターで削っておりました。


キレイになりました。



IMG_4431.JPG



その勢いでルアーハンガーもキレイにしました。





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う~ん、気持ちいい。
モノ作りは道具がキレイだとやる気が出ますね(^^)


ちなみにフォーセップはワームの釣りで飲まれた時とか、
奥まで入れ易くて掴む力が強いので、
フック外しに重宝するツールでもあります。
先端が曲がっている方が使い易いです。
ルアー製作では逆にストレートが使い易いと思います。



メネフネ [ハンドメイド雑記]

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ハワイに伝わるメネフネ伝説。
私の大好きな小人さんです。
とても働き者らしいです。
バイトで雇いたい…。

いつかメネフネという名のクランクを作ろうと
いくつかの型紙を作って放置していたところに
このハワイ土産が1月に届いたのでした。
日本のハンドメイドクランク界で知る人も多い、
Mikeからのお土産(^^)





小人ゆえにタイニークランクなわけですが、
販売前提というよりも実験的なクランクです。
私の中ではmitoシリーズがタイニークランクで、
バス釣りで使うクランクとしては、
これ以上小さいクランクは要らないだろうという考えがあります。


mitoよりさらに小さいクランクがあったとして、
パッと思い付く使い方はフライに付いているフライ食いバス用。
ちょっとセコいかな(^^;)
まあ、規格外に小さいこと自体が既にもうセコいのですが、
何か可能性があるかもしれないという好奇心で作ってみたわけです。






こちら。







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ボディレングスはなんと35mm。
ウエイトは5g。
小バスイジメになるのは確実ですね、コレ。

フック同士は絡みますが、もうそれは想定内。
規格外だからそうなるのは分かってて、
でもフックサイズはこれ以上落としたくない。
だから絡まないように使います。

回避能力は高く、キャスタビリティもそこそこある。
使えなくはないな…という感じに仕上がってます。
浮力はほぼ無く、いくつか作ったプロトタイプは
サスペンド前後の比重。

とりあえず、ボックスに入れておいて、
ちょこちょこ使ってみようかな〜というところです。



(大きさ比較)
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左からメネフネ、mito、Leafer



Mirrorのリップ [ハンドメイド雑記]

Mirrorのこの独特なリップは
潜りにくく、ゴミが絡みにくく、カバー回避性能も高く
という無理難題を解決するためにデザインされたものです。



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若干空気抵抗が大きいのがネックですが、
そこまで問題にならないレベルで、
ボディー側の設計で回転しないようになってます。

素材は1.5mmのポリカーボネートで、
熱湯で曲げているのですが、曲げても少し戻ったりするので、
曲げ具合(角度)は完全に感覚によるものであり、
狙った角度にするには職人的な仕事が要求されます…。


これを別の方向で何とかできないかと、
試したのがコレ。




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エポキシ樹脂で作ったリップ。
シリコンカスが付いてるな〜コレ。
エイト管を使っているとマスプロ感が出て、ちょっと嬉しい。
色々と足りてないのはテスト用なのでご愛嬌。



まずは強度的な問題はどうなのかと
シリコンで型を作って流し込んで作ってみたんですが、
色々と課題があり過ぎて、もしコレをやるなら
相当大変なことはわかりました(^^;)



ポリカベースの加工で行くのか、
シリコン型のエポキシ樹脂成形で行くのか。
性能、強度、コスト、精度、効率、
こんなパーツひとつで様々なことを考えなきゃいけないという…
ルアーはシンプルの極みみたいな道具ですが、
ハンドメイドでやるとちょっとした壁が
どんどん立ちはだかります。


さーどっちで行くかな〜というところですが、
職人技で熱湯曲げの方が現実的かな。


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自分用は検証用[カラーの話] [ハンドメイド雑記]

作り手である私は、販売用ルアーに関しては
それなりの数を作りつつも、
それとは別に日々検証を繰り返しているわけです。
カラーに関しても気付いたことをその都度試して、改良して、
納得のカラーにすべく、カラーチャートが増えたり、
更新されたりしています。
検証というと仕事っぽく聞こえますが、
まあ、楽しい作業です(^^)








こちらは自分用に塗ったもの。







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「赤潮シャッド」と勢いでネーミングしてしまったカラー。
H-1の夏の津久井湖で赤潮まみれになっていた時に
こんなカラーだったらめっちゃ釣れるはず!
と塗ったカラーです。


試合の日もその後もそれなりに釣れてくれたカラーなのですが、
以前は木目を生かしていたカラーでした。
でも製作行程が微妙に変わってくるのがアレなので、
バルサウッドカラーを調合してベースに塗ってます。

そこに粗めのギラギラパールを重ねて、
仕上げに少し赤みをプラスして、全体的に赤潮時の水色で
馴染みながらも鈍く膨張してアピールするシャッドカラーにしたのが
この「赤潮シャッド」です。


でも赤潮が発生してなくても、めっちゃ潰しの効くカラーで、
元々ウッド色の使い勝手の良さを知っていたので、
今一度、検証しようとS58-SRに塗ってみたのがコレなのです。
関東のステイン系の水色にもかなりマッチします。
オールマイティー色の強いカラーという認識です。

ブラックバックチャートとこの赤潮シャッドで、
いい感じに使い分けができそうと妄想しております。
単純に濁り具合で使い分けます。
名前がこれでいいのかを最近考えています…。








他にもサイド深めのSH4を塗ってみたり…





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あ、これは技術的な検証で塗っただけです…。








このデルタバック改は超期待…





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名前変えなきゃな(^^;)








MirrorやDigDawgにも…



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バックが薄いとナチュラルですが、明滅が弱くなります。
薄い方は浮いてるボラのイメージ。



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サイドも寒色系に見えますが、
写真の中で光っているDigDawgを見ると
イエロー系パールが光って見えますよね?
サイドが「明」の時はシャンパンゴールドっぽく光らせるのが狙い。
かなり前に塗ったこのカラーで
紫外線劣化して黄色っぽく変色したやつが
いい感じで釣れるのでそんな感じにしてみました。







ちょっとダークなレッドクローは
ボトムでシルエットをハッキリさせたい狙い。





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なのでバックはブラックです。
この方向で目立たせるのは自然な感じで好きです。
明るい色で目立たせるのとは方向が違います。


TANSANのライズ時のシミーアクションで、
クローはどうなの?というのが気になり、
TANSANにも塗ってみましたが、牛久行きたいな~(^^)





何だかんだ行って使用頻度が高いチャート系も
Mirrorで試したい。




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新利根川・スノヤワラの浅いエリアとかで
使いたいと思っているので、
チャートベースの明滅カラーが良いだろうと。




Mirrorのカラーチャート検証用はが結構増えました。
定番のシャッド系とチャート系が
やっぱり出番が多く、使い易い印象があります。





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久しぶりに「黒魚(くろうお)」も塗ってみました。
これはRedcubのLawブラックの影響です。
サブサーフェスの黒はどうなのかと。
ちなみに黒魚とは光が当たってない時は黒で、
当たると金になるかなり黒っぽい黒金カラーです。
スモークフィニッシュの効果です。




クランクベイトは全体的にアピールを重視したい
カテゴリーだと思ってます。
濁り水で使うことが多いし、基本リアクションベイトなので、
色、光、シルエットなどでなるべく発見されやすくしたい。
でも生き物感も出したい、明滅もあった方が私的には良い。

タイニークランクはちょっとワーム的な使い方もするので、
そんなカラーも欲しくなります。
でも小さいからこそアピールカラーにしたい時もある。


クランクベイトのカラーは考えているだけで面白いです(^^)




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