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ベイトフィネスの感想文 [ロッド・リール]

前回最後に書いたライトリグ論についてですが、
それを書く前にネタもないことですし、
ベイトフィネスの感想文でも書こうと思います。



今期はだいぶ遅ればせながらベイトフィネスタックルを
本格導入したシーズンでした。


image1.JPG


何事もやってみないと本質が見えてこないので、
やってみて要らないと思うなら外せば良いと思い、
専用ロッドのGW66CLJを春に購入。

リールは09アルデMg7にアベイルマイクロスプールと
ヘッジホッグBFSベアリングを入れたものを用意。
レフトハンドルは以前アップした
ZPIのベイトフィネス用のノブが付いてます。


image2.JPG



ラインはいつものクレハの
シーガーR18 BASSの240m巻きで5〜7lbを使い分け。
フロロはこれが一番コストパフォーマンスが良いと思ってます。
予想外に不意に切れたことは一度も無いです。

ちなみにナイロンラインは
東レのバウオ スーパーハードポリアミドプラスが好き。
ずっと使ってて不満の出ないラインです。
伸び過ぎず、強度の安定感も信頼できます。
もちろんナイロンらしいしなやかさもあります。

ナイロンラインは16lb以上しか買わないですが、
逆に言えばフロロは16lbまでしか使わないです。




さて、ベイトフィネス。
スピニングの代わりになるという認識は今はなくて、
やっぱりベイトならではの使い勝手の良さと悪さがあるなと。

手返し良く撃つという釣りに関しては
ベイトフィネスはスピニングに比べて効率が1.5〜2倍アップする感じ。
そして精度の良さも言わずもがな。
ピンスポットを精度良く素早く撃っていくところに
ベイトタックルならではのメリットが出てきます。

そして太めのラインがトラブルなく使えるので
より奥が狙えるということ。
これが2大メリットです。




「知ってる」


という声が聞こえてきた気がする(笑)







逆にデメリット。

まずはワームのナチュラルなフォール・アクションでしか食わない場合は
スピニングのライトラインタックルと結構釣果に差が出るということ。
例えばちょい沖の水深があるところにキャストして、
フォール〜着底、アクション(シェイク、ズル引き、リフト&フォール)
をする際にどうしても3lbなどのライトラインとの差が出て、
体感的にライトラインに分があるのは何度も経験しました。

では、ベイトフィネスに3lbラインを巻けば良いかというと、
やっぱりドラグ性能に不安があって、
クラッチ操作でカバーするのも慌ただしくて面倒だな〜と。
そして水深があるところへのキャスト後のフォールも
スピニングの方がナチュラルです。
ワームの力を100%発揮しやすいというか。

ライトリグに関してはこのナチュラルなフォール・アクションが
すごく重要だと思ってて、
同リグで使い比べてもスピニングタックルが
圧倒的に優位なことが多かったです。
特にデカめのバスの場合はより顕著な気がします。
スピニングはラインが細くできる他に糸ふけを出し易い
というのも関係していると思ってます。


もうひとつ、私の使っているリールならではのデメリットもあります。
遠心ブレーキの汎用性の低さです。
軽いものをピッチングするという用途に特化したセッティングだと
通常キャストがしにくいです。

これを緩和する手段としてはベアリングを
ノーマルに戻すというのもあるのですが、
根本的解決にはならず、オールマイティーなら
マグかな〜というのが今の私の考えです。
現行アルデのBFSとかどうなんでしょう??

まあ、ほとんどピッチングしかしないから
致命的なデメリットにはなってないんですけどね。



そんなわけで、
私のボート上からスピニングタックルが外れることはなく、
ライトリグをやるなら基本2本立てというのが現状です。
どちらも必要です。やっぱり。


そしてベイトフィネスロッドについて。
GW66CLJは長過ぎず短すぎずで、
ピッチングする際に必要なレングスは持ってるし、
操作感が悪くなるロングレングスでもないし、
オールマイティーな使い勝手でとても気に入ってます。

設計者の受け売りでもありますが、
ここから6ftや5ft台のショートレングスになると
操作感重視のロッドになって、
例えばシューティングやそれに近い近距離戦で
如何に意のままにライトリグを操るかがキーな釣りで
メリットが出て来ます。

逆にロングレングスになると、ピッチンフリップな用途で
非常に便利なロッドになります。
610とか7ftとかそんなレングスです。
66レングスからのメリットとしてはピッチングというより、
フリッピングできることが大きいと思います。
ピッチングでもロングディスタンスなピッチングは有利になるので、
私的にはショートよりロングが1本欲しいところ。
(新利根川や将監川を想定)




今期は後半からこのベイトフィネスタックルに
ずっとこのフレキシーカーリーが付いてました。


image3.JPG


ずっとというのは釣りから帰ってきてもずっとこのままということ(笑)
次回リグるのも面倒だし、ワームもまだ使えるし…ということで。
スピニングも同様です(^^;)
ラインやフックに不具合が出てはじめてリグリ直すという感じ。


「常に臨戦態勢」


というとちょっと聞こえが良いかな。




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granz

なるホドォ。
ディープはスピニングですよねぇ。やっぱり。
わかりやすいです。

ふむふむ無敵の付けっぱなし
常に臨戦態勢も参考になりました。
by granz (2017-11-18 13:12) 

tisa

>granzさん
水深2mくらいからはもうスピニングのライトラインにしてます(^^)
まだ使えるワームを一度外してしまうと、もう使う気が起きないので付けっぱなしにしてるんですけど、エコ対応ということで!
by tisa (2017-11-20 13:59) 

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