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ダヴィンチ/ELEMENTS [ルアー雑記]

ELEMENTSの久家さんと永田さんにお会いしたのは
今夏に内々で催された池袋の10minutesでの店内宴会?でのこと。
(一応閉店後です)



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色々と規格外のお店ではあります、10min…(笑)
釣り具だけでなく、釣りに関する面白いグッズも扱っているので、
私的にはそっちに食いついてしまい、
予定外の買い物をして帰るショップです。


ELEMENTSのお二人は、とにかく意識が高くて、
エネルギッシュに行動するすごい人たちでした(^^)
一言で言うならば「ま、眩しい…」です。
我ながら自分はアンダーグラウンドなヤツだなと(^^;)


で、この時にご本人から色々とお話を聞かせていただき、
ダヴィンチの発売を楽しみにしていたのでした。









先日入手したダヴィンチがこちら。






image10.JPG







私の行動範囲的には濁り気味なフィールドが多いので
チャートバックとブラックの2色をセレクト。
ブラックはチャートバック…というかチャートラインバックにしたい。
ベリーもちょっとだけパール吹くと思います。

ELEMENTSテスター(徳長君)も在籍する10min。
使い方とか色々聞いて、出し所を色々と考えておりました。
季節的にはバスもディープに落ち始める頃なので、
これからは巻きでそこそこ潜行するというバイブレーションモードで
浮力調整しながら使う感じになると思います。

それにしても、この新たなデザインは興味深くて
こう改造したらどうなるんだろう?とか
ついついビルダー目線で考えてしまいます。



(注:今回の記事内容は私の戯れ言です)



フロント側のボディ内に透けて見えるこのウエイトセッティング。



image7.JPG



ご覧の通り、ウエイトがフロント寄りなのでフロントヘビー気味なのが
ダヴィンチの特徴のひとつで、これによりノーマルスイムモードと
バイブレーションモードの2モードでの使用が可能になってます。







ナイフのような曲線を描く下向きのテールラインは
水を受けナチュラルなロールアクションを産む一翼を担っているはず。
ミノーでもよくやるラインで、私も好んで使ってます(^^)




image8.JPG





ロールのアクションを左右の振りのアクションに変換できる
このデザインはリップ付きでも躍動感が出るので、
ダヴィンチがリップ付きになったらどうなるのか
とても興味があります。

テールが先端までABSではない理由は破損防止と
素材の比重の変化などで微妙なアクション調整の意味があるのでしょう。
簡単に別カラーなどに交換が可能とのことです。


斜めジョイントですが、
「大きく動いているのに小さく動く」
というところがミソなのでは?と思ってます。
それなりの角度まで可動領域がありつつも、
実際はそれほど派手に動いているように見えないという。




ジョイント軸で撮ったこの角度と…




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真上から撮ったこの角度の違いです。




image3.JPG




両者にかなり差があります。
どちらも限界角度まで曲がっている状態です。
撮ってる角度を変えただけ。
曲がるというより半捻れする斜めジョイントは
より生物的な感じがしますね。


なめらかで生き物的なアクションの秘密がこれかなと。
考えつきそうで考えつかないこの斜めジョイント、
ビルダーとしては、してやられた感があります(^^;)





バイブレーションモードでは
先端にウエイトを装着することでノーマルよりも安定します。
この追加ウエイトの重さでシンクレートを調整できるので、
簡単にお好みのシンキングダヴィンチが作れます。
私は手持ちのタングステンシンカーを使ってみました。



image9.JPG



バイブレーションを設計したことがある人はわかると思いますが、
バイブレーションはバラストウエイトの位置がクランクベイトに比べて
かなり前寄りになります。
中央寄りだとルアーの前後があやふやになり、
特に巻き始めの姿勢が安定しなくなります。



元々前下がりバランスのダヴィンチは
バイブレーションモードだとさらに前下がりになり、
潜行深度が増し、斜め姿勢のおかげか意外な程に根掛かりしません。
長時間使ったわけではないですが、
将監川でウエイト追加ありなし(フローティング/シンキング)
どちらも致命的なスタックはなしでした。
ボトムクローラーとしての性能も非常に優秀です。

リザーバーのディープでビッグベイトとか面白そうなので
やってみたい気持ちはあります。
ただ、根掛かり回収棒が届かない深度で
まあまあ高価なダヴィンチを泳がせられるかは、
ちょっと微妙なところで、とりあえずは2.5mまでの水深で
使ってみたいと思ってます。
やっぱりディープはスナッグレス性能の高い
ソフトタイプのビッグベイト(スイムベイト)が良いかな?



先端アイに結ぶノーマルモードでは
先述の斜めジョイントの効果か、
今までにないナチュラルな泳ぎを見せます。
その変わりトリッキーなアクションは苦手で
ステディーなリトリーブでの使用が基本になるかと思います。
そういう意味ではやっぱりクリアウォーターで使いたいモード。


勇気がいりますが、内部ウエイトをいじって、
トリッキーアクション対応設計にしたら面白いかもしれません。
それが可能かどうかはわかりませんが、
濁り水で使う際はそういうアクションで
ネチネチ誘うダヴィンチが欲しくなります。
特に濁り水が多い関東アングラーや
オカッパリアングラーはそう思う人が多いのでは?

具体的には水平姿勢で薄い皮一枚潜って
左右に艶かしくドッグウォークするようなアクション。
その時、斜めジョイントがどう機能するか…
ひょっとしたら邪魔をして回転しちゃうかな?

妄想は膨らみます。




タックルですが、完全にビッグベイトサイズなので、
私の手持ちロッドの一番硬いフェンのAces70CHJを使いました。
最低でもHクラスで、ロングキャストするならXHがいいな~という感じ。
ラインは20lb以上は必要かと思います。
私は扱い易いナイロンラインを使用しました。



ELEMENTS & ダビンチ、
今後、どのような展開になるか非常に楽しみなルアーであるし、ブランドです。
久しぶりにハードルアールアーにお金を使ったし、
使い込んでみたいと思ったルアーでした。


「もう買ったよ!」

とか

「もう釣ったよ!」


という方も多いと思いますが、
新作ですし自分の中でどう消化していくか、
ワクワクしながら楽しめるルアーかと思います。

ビッグベイトはクランクベイトやワームのように
割と結果が出易いルアーとは違うし、
それらと同じように使ってても釣れないカテゴリーだと思ってます。
より戦略的に、時にはダヴィンチだけ持って向き合うのも
楽しいのではないでしょうか。


ルアーは何でもそうですが、
ある程度長い期間、使い込むことで、
見えてくるものがあります。

私は今期ライトリグを意識して多用しているのですが、
やっぱり最低でもワンシーズン使ってみないと
ライトリグとは何ぞや?というのが理解できないと思うし、
実際やってみて分かったことも多いです。
その辺は年末にでも書こうと思ってます。


というわけでダヴィンチ、面白いと思ったので、
来期は常にワンタックル常駐させて、
私なりに消化してみようと思ってます。




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みっきーあいる

ダヴィンチ買われたんですね(^-^)ワイも奇跡的に買えました!使うのが楽しみです
by みっきーあいる (2017-11-16 20:55) 

tisa

>みっきーあいるさん
ハイシーズン終了間際に発売して完売続出してしまうダヴィンチ、凄いですよね!
「ダヴィンチ使い」の称号が得られるくらい釣りたいと思ってます(笑)みっきーさんの釣果、Twitterで楽しみにしてます!

by tisa (2017-11-17 15:37) 

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